オーダー整備の活用と方法について(ユーザー車検)

オーダー整備

ユーザー自身に、手におえない部分があったら、オーダー整備を頼みましょう。

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オーダー整備とは、我々ユーザーが指定した箇所だけ整備工場に点検整備してもらうことを言います。道路運送車両法の精神によると車検整備は、本来ユーザー自らが行うものです。ユーザーの事情、たとえば点検・修理をやる時間がないとか、自分でやる技術を持っていないから、修理業者に任せているわけなんですが、いつの間にか、そうした精神が忘れられ、修理業者でないと車検整備ができないとか、ユーザー車検は邪道だとするとんでもない誤解が、修理業界に醸成されてきた。修理業者がユーザー車検を敵対視する空気ができているが、これは本末転倒ということをひとつ認識しよう。ということは、修理業者はユーザーの要望を聞く耳を持たなくてはならないはずなので、これまで整備料金が高いとか、整備内容が不明朗とか、整備内容についての説明がないとか、事前の了解に基づかないで追加整備を行った、依頼した整備箇所が直っていない等々、ユーザーからの苦情があまりにも頻繁化していた。オーダー整備はこうした事情を考えれば、ごくあたり前のことだ。ユーザーが、手に負えない箇所だけを直してほしいと修理業者にお願いしましょう。ちなみに最近はゲリラ的な修理工場も現れている。車検代行業を一歩進めた、修理も行う格安の車検システムだ。手数料を含め、2万円程度でやってくれる。従来の修理工場の発想ではとてもペイできないが、合理化を進めることで可能になっているという。もうひとつは、チューニングカーをノーマルに戻しての車検整備だ。これも、かつてのディーラーなどでは締め出してきたお客だが、現在では積極的にお客さんとして受け入れているディーラーも多くなっています。オーダー整備を断る修理工場を、ユーザー自ら、逆に断る事が大切でしょう。

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